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新品 :5533220574
中古 :5533220574-1 |
メーカー | 3abd893700f3d | 発売日 | 2025-03-30 16:05 | 定価 | 1500円 | ||
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カテゴリ |
元ラッパーでカルバン・クラインの下着モデルの経験もあり、本作品から2年後の『ブギー・ナイツ』ですべてをさらけだしたマーク・ウォルバーグが、常軌を逸した恋人役を演じている。似たようなほかの作品をまねたようではあるものの、実に印象的なサスペンス映画であり、製作したブライアン・グレイザーが「これは十代版の『危険な情事』だ」と評したのは言いえて妙である。
十代の少女ニコール・ウォーカー(リース・ウェザースプーン)は、デビッド・マッコール(ウォルバーグ)の本性を知らないまま彼に夢中になる。デビッドはまちがいなく好青年のようだった、ニコールの過保護な父親から干渉されて怒り狂ってしまうまでは。デビッドが怒りだしてから大混乱が起こり、恋に夢中のロメオのようだった彼は付きまとって離れようとしない危険このうえない脅威の存在に変わってしまう。
この種のテーマでは、名監督ジェームズ・フォーリー(『ロンリー・ブラッド』『摩天楼を夢みて』)の才能が泣くと思うかもしれない。しかしフォーリー監督はこの映画に上品さと緊張感とをうまく織り込んだ。その結果ウォルバーグにとっては、思い込みの激しい十代のサイコを演じることで俳優としての突破口を開くのにふさわしい作品となったのである。見終わってからくだらないと感じるかもしれないが、その一方で、巧妙に人の心理を操るこのサスペンスドラマのとりこになっていると気づいたとしても驚くにはあたらない。(Jeff Shannon, Amazon.com)
監督: ジェイムズ・フォーリー 出演: マーク・ウォルバーグ/リース・ウィザースプーン
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)